2007 10-30 Tue 19:57:33
[ 読書記録 ]
[ 読書記録 ]
友だちに勧められて本多孝好初挑戦。
名前も聞いたことがなかったけどどうやらミステリも書いてるらしい。
本作もミステリ要素を取り込んだお話だった。雰囲気は伊坂幸太郎に近いかな?
基本的に主人公である柳瀬の特殊能力が人を救うのか否かというのがこの本の大きなテーマだと思う。柳瀬が周囲の人々に与える影響とその結果が描かれているが、一般に大きな事件が淡々と語られるのも伊坂っぽいところかな。
あくまでお話で、この作者はおそらくミステリ書きではないのだろうと思う。でも作品に読者を引き込む能力は確かだった。
7/10点で。
人気blogランキングへ一票

名前も聞いたことがなかったけどどうやらミステリも書いてるらしい。
本作もミステリ要素を取り込んだお話だった。雰囲気は伊坂幸太郎に近いかな?
基本的に主人公である柳瀬の特殊能力が人を救うのか否かというのがこの本の大きなテーマだと思う。柳瀬が周囲の人々に与える影響とその結果が描かれているが、一般に大きな事件が淡々と語られるのも伊坂っぽいところかな。
あくまでお話で、この作者はおそらくミステリ書きではないのだろうと思う。でも作品に読者を引き込む能力は確かだった。
7/10点で。
人気blogランキングへ一票

2007 10-28 Sun 21:17:12
[ 読書記録 ]
[ 読書記録 ]
貫井徳朗2作目「慟哭」
あらすじ…連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。
初めて読んだ「被害者は誰?」が良かったし、前評判も充分なだけに大きな期待を抱きつつ読んでみるが……イマイチ。はっきり言って「それしかない」と読みながら思ってしまった。そしてその通りの結末。もう少し趣向を凝らす余地は充分にあったんじゃないのかな〜
あと物語としての内容が人によっては不快感を感じるかもしれないものになってしまっているのも残念。ただ、佐伯が追い詰められていく姿は真に迫っている。ミステリとしてはイマイチだが小説としては良作なのかもしれない。
ただ歌い文句は「本格長編」なんだから(これは出版社が勝手に決めるのだろうが)読者をミスリードするなりなんなりして欲しかった。
採点は6.5点/10点どまり…
人気blogランキングへ一票

あらすじ…連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。
初めて読んだ「被害者は誰?」が良かったし、前評判も充分なだけに大きな期待を抱きつつ読んでみるが……イマイチ。はっきり言って「それしかない」と読みながら思ってしまった。そしてその通りの結末。もう少し趣向を凝らす余地は充分にあったんじゃないのかな〜
あと物語としての内容が人によっては不快感を感じるかもしれないものになってしまっているのも残念。ただ、佐伯が追い詰められていく姿は真に迫っている。ミステリとしてはイマイチだが小説としては良作なのかもしれない。
ただ歌い文句は「本格長編」なんだから(これは出版社が勝手に決めるのだろうが)読者をミスリードするなりなんなりして欲しかった。
採点は6.5点/10点どまり…
人気blogランキングへ一票

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
2007 10-21 Sun 16:48:42
[ 読書記録 ]
[ 読書記録 ]
倉知淳のデビュー作ということでいいのかな?
「日曜の夜は出たくない」を読みました。
猫丸先輩モノの短編集だがやはりあの手この手で読者をひねってくれる、好みの作品だった。内容もバラエティに富んでいるし、デビュー作だけ合って「気合入れて書いてます」という感じが伝わってくるような本だった。
--ネタバレ?解説--
「とりあえず短編が集まったから出した短編集」が嫌いなのでこの本の遊び心はとても楽しかった。「誰にも解析できないであろうメッセージ」から「蛇足-あるいは真夜中の電話」への流れはミステリファンにはたまらないだろう。そういう意味では貫井徳朗「被害者は誰?」よりも上かもしれない。--終わり--
とにかく読み終わった後に満足感が残る作品だと思う。一応ベストを選んでおくと表題作「日曜の夜は出たくない」かな。この奇妙な冒険にでてきそうなタイトルがまたいい。
採点は7.5/10点
人気blogランキングへ一票

「日曜の夜は出たくない」を読みました。
猫丸先輩モノの短編集だがやはりあの手この手で読者をひねってくれる、好みの作品だった。内容もバラエティに富んでいるし、デビュー作だけ合って「気合入れて書いてます」という感じが伝わってくるような本だった。
--ネタバレ?解説--
「とりあえず短編が集まったから出した短編集」が嫌いなのでこの本の遊び心はとても楽しかった。「誰にも解析できないであろうメッセージ」から「蛇足-あるいは真夜中の電話」への流れはミステリファンにはたまらないだろう。そういう意味では貫井徳朗「被害者は誰?」よりも上かもしれない。--終わり--
とにかく読み終わった後に満足感が残る作品だと思う。一応ベストを選んでおくと表題作「日曜の夜は出たくない」かな。この奇妙な冒険にでてきそうなタイトルがまたいい。
採点は7.5/10点
人気blogランキングへ一票

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
2007 10-07 Sun 20:22:02
[ 読書記録 ]
[ 読書記録 ]
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。
という内容どおり、この本では登場人物の内面が深く描かれていて、それが読者を作品に引き込ませてくれるのだと思う。そしてこの作品は重い。重すぎると思えるほど重いのだ。しかし、読み始めたら止められないタイプの読者をハラハラさせる重さになっている。横山秀夫は読者を引き込むのが本当に巧い。そして短編集とは思えない読後感は流石だ。
しかしこの作品がミステリというよりもミステリ風物語になっているのは残念だ。是非「第三の時効」のような作品を読ませて欲しい。
採点は7.5/10点
人気blogランキングへ一票

という内容どおり、この本では登場人物の内面が深く描かれていて、それが読者を作品に引き込ませてくれるのだと思う。そしてこの作品は重い。重すぎると思えるほど重いのだ。しかし、読み始めたら止められないタイプの読者をハラハラさせる重さになっている。横山秀夫は読者を引き込むのが本当に巧い。そして短編集とは思えない読後感は流石だ。
しかしこの作品がミステリというよりもミステリ風物語になっているのは残念だ。是非「第三の時効」のような作品を読ませて欲しい。
採点は7.5/10点
人気blogランキングへ一票

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌


